早川ユミさんのちくちくワークショップ。
少しだけ厚さ、大きさの違った袋(両端にミシンがかけてある)と、
長さの違う長方形の布と、端切れを各自が選び、
敷物の上に円になって座り、「旅かばん」をちくちくする。
ユミさん自身の話や、本の話を聞いたあとは、
手を動かしながら、ひとりひとりが自己紹介。
対話方式で、話が広がっていくという、なんとも不思議なワークショップだった。
みんな単に縫物を習いに来たのでは、けっしてなく、
ユミさんの世界を感じに来たよう。
ユミさんは、
妖精のようで、仙人のようで、
少女のようで、かわいいおばあちゃんのようでもあった。(
失礼!)
ユミさんたちのように、神さまに近い暮らしは、
今のワタシの生活とかけ離れすぎていて、
とてもじゃないけど真似できない。
けれど、
家から車を1時間も走らせれば、桃源郷のような集落があって、
地に足をつけて、丁寧に生活してるモノツクリ人たちが暮らしている。
それを知っただけで、なんとなく豊かさと、旅する力を、
おすそ分けいただいたよう気になって帰ってきた。
約20人の自己紹介が終わったちょうどに出来上がった
ワタシの「旅かばん」。
ユミさんのようないでたちのヒトでないと、似合わないのでは?
と作る前は思っていたけれど、
この日のワタシの服装にも、なんと似合ったことか!
笑
そして、なんとカラダになじみ、使いやすかったことか!
う~~ん!
ここいらへんのコトが大事だ。
ここに、何かのヒントが隠れている気がする。
ちなみに、この日のワタシの服装は、
ダンガリーのシャツに、ベージュの7分に折った綿パン、
デッキシューズなり。